札幌市東区(栄西地区)のお客様のストーブ分解整備をいたしました
札幌市東区(栄西地区)のお客様のストーブ分解整備の事例です
札幌市東区(栄西地区)のお客様のストーブを分解整備事例のご紹介です。北区新琴似と創成川をはさんですぐの東区エリアで、当店ではこのあたりもお客様がおります。(注:栄町手前の北光線エリア、東8丁目あたりまでは営業範囲として対応しております)
ストーブのメーカーはサンポット製(現:長府)でFF式、製造年は2014年のもので使用開始より10年経過しております。製品寿命10年目ですが、購入して3年目に一度分解整備を行った以降は、特に何もしていないとのことでした。
そろそろ新しいストーブに買い替えなきゃとは思うのだけど、
まだ使えそうかな・・・状態を見て判断してもらえませんか?
製造年数と、使用状況をお聞きする限りよりは状態がキレイですね。
でも燃焼部分と、給気まわりが結構状態悪いようなので、整備します!
今回の分解整備の流れをご紹介します
今回の分解整備の内容としては・・・
分解整備前の状態です
分解を進めていくと背面にホコリがいっぱい
給気ファンにもホコリよごれがいっぱい
灯油タンクが古かったですが灯油は問題なさそうです
燃焼リングと点火網は新しいものに交換です
仮組みの途中です。パッキンは新しく交換します
複写パネルと円筒ガラスを仮置きしています
試験燃焼完了!もう数年は大丈夫そうです
金属パネルや給排気管を取り外し分解します。給排気管はホコリやすす落とししてお客様に一時保管をお願いします
ポット、バーナー、燃料噴射ノズルを分解し清掃・研磨します
給気ファンを分解し、本体やファンの羽の汚れを清掃します。操作部や基板、まわりを傷つけないように除塵し清掃します
サビや汚れをケレン・清掃し、耐熱塗装を施します
塗装が乾くまでの間、反射パネルや円筒ガラスを磨き・つや出し仕上げします
パッキンや消耗部品を新品に交換し、ストーブを元の状態に復旧します
復旧が完了したら実際に稼働させ、しばらく燃焼して異常なければ専用のカバーにくるんで終了です
以上となります。
状態としては年相応の汚れ方で、燃焼にかかわる部品が劣化している程度でした。88表示(20000時間稼働を知らせるタイムスタンプ機能)も表示されていたので、
こちらもリセット操作しました。天板でやかんによる湯沸かしをすることがあるとおっしゃっていたので、お湯がふきこぼれないようにしてね!と注意喚起もしてきました。万が一、表示基板や操作基板にお湯がかかってしまうと10年以上経過した製品は次回の修理では保守部品がある保証ができません。
とてもキレイにしていただきありがとうございます。
うちのストーブ、まだまだ使えそうですね!!
次回もお願い・・・あ!次回は買い替えでしたかね?
この度はありがとうございました。まだ使えますよ。
おっしゃるとおりで製品寿命がきていますので、近い将来中には買い替えをご予定ください。その時はまたよろしくお願いいたします。
他にも浜崎燃料店では灯油タンク洗浄や灯油タンク交換などもおこなっています
浜崎燃料店ではストーブの分解整備はもちろん、ストーブ交換工事や、灯油タンク洗浄や灯油タンク交換も行っております。ご家庭で灯油を使う設備については大体対応しております。また、新品ストーブの販売も行っておりますのでお気軽にお問い合わせください。例えば「煙突式からFF式に変えたい」や、「ストーブの位置を変更したい」さらには「不要なストーブを廃棄処分してほしい」などなど、さまざまなお客様のご要望にお応えいたします。まずはお問い合わせいただければと思います。
ストーブ交換工事に関わる注意事項
ストーブ交換工事に関わる注意事項として、穴をあける工事が発生するかしないかがポイントです。穴あけをする場合、壁や建材に「石綿(アスベスト)」が含まれていないかを確認する必要があり、2023年10月より石綿含有の有無を事前に調査することが義務となりました。
浜崎燃料店は石綿含有の有無を事前に調査することができる建築物石綿含有建材調査者資格(一般)を保有しております。レベル3の含有建材で’’みなし’’による対策工事でよいと判断できるものであれば、特段お客様から別途調査費用は頂きません(ストーブ交換工事費用に含みます)。
穴あけ作業時の対策として気を付けたいポイント
工事時の対策としては穴あけ作業の際は細心の注意を払ってほこりや切りくずの飛散防止対策の養生を行い、HEPAフィルター搭載の集塵機・自身が被ばくしないための防塵装置(ゴーグルと防塵マスク)を使って安全に穴あけ作業を行います。穴あけ作業の際は同じ部屋に人がいる場合は人払いを行いますので作業中は一時的に退室のご協力をお願いいたします。また、周辺の家具や什器の移動をお願いさせていただく場合がありますのでご協力ください。(※)
建物の竣工図面が残っている場合は参考として見させていただく場合があります。また、建物が竣工してから途中に行ったリフォーム状況をお聞きする場合がありますのでわかる範囲でお答えください。中古住宅や相続した住宅でもわかる範囲でかまいませんので教えていただけると幸いです。
※レベル2以上のアスベスト含有建材があると判断した場合はお客様に速やかに報告し、調査をお願いする場合がございます(別途費用が発生します)。この場合は別箇所での作業を検討していただくか、穴あけ作業自体をお断りさせていただく場合もありますのでご了承ください
(参考)石綿含有の有無調査とは?
石綿とは「アスベスト」のことで、昭和中期ころから平成初期にかけて使用された天然の鉱石から生成された断熱性能・遮音性能のある建材です。昭和後期ころから健康被害がたびたび確認され、現在では一切の使用は禁止されておりますが昭和中期から2006年8月までに竣工した建物ではアスベストを含む建材が使用されている可能性があります。法改正により、2023年10月1日以降の工事から、「建築物石綿含有建材調査者」が設計図書等を基に、石綿含有の有無を事前に調査することが義務付けられました(※1)。ストーブ取付工事に関わる事項としては「壁の穴あけ(※2)」「床や床下基礎の穴あけ・床材はがし」「煙突まわりの工事」がこれに該当します。
※1)2006年9月1日以降の着工建物であれば、石綿含有建材の使用はありませんので、事前調査は不要です
※2)既にストーブやエアコン用の配管スリーブがあり、且つ拡張などが不要の場合には事前調査は不要です