灯油タンク洗浄受付開始しました 2025年 春

灯油タンク洗浄の受付開始いたしました
まだ朝晩の寒さがあるため、ストーブを使っている方も多いと思います。5月、6月と進むにつれて、ストーブの使用頻度は徐々に減っていきますね。ストーブのみで灯油を使用している方は、すでにほとんど消費していないと思いますが、給湯ボイラーも使用している方は、夏場でも灯油の減り具合が気になるのではないでしょうか。
さて、今回は灯油タンク洗浄のご予約受付のご案内です。「灯油タンクって洗浄が必要なものなの?」という疑問にお答えします。
灯油タンク洗浄って?
灯油タンクの内部では、朝晩の気温差による結露が発生し、水滴が溜まることがあります。この水滴が原因で、冬場に配管内部が凍結する恐れがあります。また、長期間の使用により、タンク内にサビやゴミが蓄積します。定期的な洗浄作業を行うことで、灯油ストーブや石油給湯器の不完全燃焼や凍結による故障を防ぐことができ、3~5年ごとの洗浄で冬場のトラブルを回避する効果が期待できます。さらに、タンクの長寿命化にもつながります。
この灯油タンク洗浄作業には、「タンククリーナー」という専用の洗浄機を使用します。既設タンク内の灯油を洗浄機で抜き取り、洗浄機に搭載されたろ過装置でサビやゴミなどの不純物を取り除きます。タンク交換工事を行う場合は、洗浄機に併設されたサブタンクに一時的に灯油を保管できます。一方、タンク洗浄のみの場合は、洗浄機とタンク間で灯油を循環させながら元のタンクに戻します。参考として、タンク洗浄の作業動画を公開します。
灯油タンク洗浄作業の様子はこちら

【灯油タンク洗浄について】
タンク内を専用のノズルで吸い上げ、ろ過機能のある洗浄機で不純物を除去してから元のタンク内へ戻します。落雪防止用の屋根や狭いところに設置している、または付近に障害物がある灯油タンクはフレキシブルホースを用いて吸い上げることも可能です。洗浄機から直線距離で約40m先、家の裏側や長脚の灯油タンクにもホースが届きます。一般的には490Lサイズのタンクを想定して洗浄作業いたしますが、1000Lサイズの業務用灯油タンク洗浄も可能です。
灯油タンクの洗浄作業はいつすればよいのでしょうか?
洗浄作業は5月下旬から11月初旬の寒くなる前まで行います。
灯油の残量が半分程度に減った状態だとタンク内の灯油の抜き戻し作業が少ないので早く済みます。また、10月以降の作業は洗浄効果が少なくなることや灯油の配達が忙しくなってくるので洗浄作業に時間がとれないことが考えられます。可能であれば灯油を使わない6月~10月頃に作業を受けられることを推奨します。
灯油タンク洗浄作業の所要時間はどのくらいですか?
概ね30分程度です。
部品交換や配管交換を伴う場合は状況によりますがもう少し時間が必要となります。断油時間を気にしなくていい灯油を使わない時期に作業を受けられることを推奨します。
灯油タンクが家の裏にあります。正面の間口からどのくらいの距離まで届きますか?
作業車両からホースを最大延長させて約40mです。この場合、洗浄機とタンク間を循環した洗浄ができないので抜き取ってサブタンクに貯めたものを戻す作業方法となります。この場合でも洗浄効果に影響はありません。
灯油タンク洗浄と一緒にタンク部品の交換はできますか?
はい、可能です。
タンク洗浄でタンク内が空になった場合はオイルストレーナーの交換作業が可能となります。オイルフィルターは定期的に交換するものですが、オイルストレーナーも長く使えばバルブやねじ込み部、プラスティック製のストレーナーカップから経年劣化により灯油が漏れてくることが考えられます。また、部品交換以外にも、灯油の残量を示す灯油タンクゲージ、灯油配管、灯油タンクの通気パイプなども交換が可能です。詳しくは現地をみさせていただき、ご案内いたします。